自分で設計した理想の家に、こだわりのガレージを
鳥取県で新築ガレージハウスを建てられたお客様から、オーバースライダーシャッター設置のご相談をいただきました。
今回の住宅は、お客様ご自身が設計から施工まで手掛けたこだわりの一邸。
「車だけでなく、自分の時間を楽しめるガレージをつくりたい」という想いをもとに、外観・内装すべてをご自身でデザインされたそうです。
そんな中で最後まで悩まれていたのが、ガレージの出入口に取り付けるシャッター選び。
デザイン、開閉の静かさ、断熱性、そして耐久性。どれも譲れない条件でした。

設計段階からの相談と、CADデータでの技術サポート
初めてご相談をいただいたのは、建物の設計がまだ進行中の時期。
「ヘッドルーム(天井の余裕)やサイドルームをどれだけ確保すればいいのか?」
「電源の位置はどこに配置すれば効率的か?」
といった設計上の詳細な部分までお打ち合わせさせていただきました。
弊社ではこうしたケースのために、CADデータ(図面データ)を無償で提供し、設計図面にそのまま反映できるようサポートしています。
建築士や施主様が設計ソフト上で寸法確認を行えるため、建築段階でのトラブル防止にもつながります。
実際に今回のお客様も、CADデータを活用して「梁の位置や電気配線と干渉しないように設計できて助かりました」と話してくださいました。
こうして設計の段階から準備を整え、
建物の完成約1年後、ついに設置工事を行うこととなりました。

「自分で取り付けたい」から「プロに任せて良かった」へ
DIYがお好きなお客様は、当初「自分の手で取り付けてみたい」とも考えておられました。
しかし、オーバースライダーシャッターは精密なバランス調整が求められ、
わずかな誤差でも開閉音やワイヤーの負荷に影響が出ることがあります。
さらに、安全センサーやスプリングのトルク調整など、専門知識が必要な工程も多く含まれます。
そのため、最終的にはコアドの直営施工チームの職人達が担当し、
施工品質と安全性を確保しました。
お客様も「プロにお願いして正解でした。動きがとても滑らかで、見ていて気持ちがいいですね」と笑顔。設置の瞬間、長く温めてきた“理想のガレージ”がついに完成しました。
外観にマッチした「ダークブラウンパネル」
建物の外壁と調和するように選ばれたのは、落ち着いたダークブラウンのパネル仕様。
木目調の外壁やブラックサッシと自然に溶け込み、全体の印象を引き締めるような高級感を演出しています。
最上段には採光窓を4枚配置。昼間は照明をつけなくても柔らかい自然光が入り、車の整備や趣味の時間にも快適な明るさを確保できます。
「朝、シャッターを開けた瞬間に光が差し込む感じがたまらないんです。外観の統一感もあって、本当に満足しています。」
とお客様も嬉しそうに話してくださいました。

施工当日の様子─精密で丁寧な仕上がり
施工当日は快晴。事前に図面上で細部まで確認していたため、工事は非常にスムーズに進みました。
サイズは幅5,000mm × 高さ2,230mm、乗用車2台分に十分な広さです。
施工チームの職人たちはフレーム設置、パネル吊り込み、モーター接続、センサー調整まで一貫対応。
半日ほどで美しく仕上がり、開閉テストでも静音性とバランスの精度が高く評価されました。
「想像以上に静かで、まるで高級車のドアみたい。夜でも近所に気を使わず使えるのが嬉しいですね。」
使い始めて感じた「快適さ」と「安心感」
取り付け後しばらくして、お客様から嬉しいご感想をいただきました。
「以前は手動シャッターを使っていたので、毎朝開け閉めが大変でした。今はリモコンでワンタッチ。
出勤前の時間に余裕ができて、気持ちにもゆとりが生まれました。」
断熱性の高さにも驚かされたそうです。
「冬の朝でもガレージ内が冷えすぎないので、車のエンジン始動もスムーズです。
雨風の音も聞こえにくく、想像以上に静かですね。」
現在は、ガレージを車庫兼プライベート空間として活用されており、
週末には趣味の自転車整備や友人とのコーヒータイムを楽しんでいるそうです。

設計サポートから施工・アフターまで一貫対応できる安心感
今回のお客様が特に評価してくださったのは、設計段階でのCADデータ提供と、直営によるワンストップ対応です。
「最初の打ち合わせから施工、アフターまで全部一社で完結できるのがありがたい。修理や調整が必要になった時も、すぐ連絡できるのは安心です。」
コアドのオーバースライダーシャッターは、耐久性に優れたパネル構造と、国内対応の部品サポートにより、長期的に安定して使用できる点が多くの住宅オーナー様から好評です。
理想のガレージを“完成形”に導くためのパートナーとして、これからも全国のお客様に最適な提案をしてまいります。