定年後の倉庫づくりで選んだオーバースライダーシャッター | 株式会社コアド

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定年後の倉庫づくりで選んだオーバースライダーシャッター

オーバースライダー資料室
2026年1月20日

65歳になり、長年勤めていた加工食品工場を定年退職したあと、思い切って田舎に移り住むことにした。
現役時代は工場の現場管理に携わっていたこともあり、退職後は「静かに、でも何かをきちんと整えながら暮らしたい」という気持ちが強かった。そこで選んだのが、農地付きの土地に新築の家を建て、簡単な作業や保管ができる倉庫兼ガレージを併設する暮らしだった。

家づくりが進む中で、最後まで悩んだのが倉庫の出入口だった。
最初は手動のシャッターでも十分だろうと思っていたが、実際に使う場面を想像すると不安が残った。年齢のこともあるし、風の強い日や雨の日に重たいシャッターを開け閉めするのは、想像以上に負担になる。加えて、農機具や車を出し入れすることを考えると、安全性や操作性も無視できなかった。

そこで、いくつかのメーカーを調べ、オーバースライダーシャッターという選択肢に行き着いた。
工場勤務時代にも似た設備は見てきたが、個人の倉庫に設置するとなると話は別だ。正直なところ、価格や工期の面で現実的なのかどうか、半信半疑だった。

実際、複数のメーカーに問い合わせてみたが、どこも「完成までの期間が短すぎる」「このスケジュールでは難しい」と言われ、次第に諦めかけていた。建物自体の完成が迫っており、今さら大きな変更は難しいと思っていたからだ。

そんな中で、最後に相談したのがコアドだった。
電話を入れてから間もなく、直営の担当者が現地まで足を運んでくれたのは正直意外だった。図面を見ながら、開口サイズや天井の高さ、梁との取り合いなどを一つひとつ確認し、こちらの質問にも曖昧な返答は一切なかった。技術的な話をしても、その場で即答してくれる姿勢に、現場経験の厚みを感じた。

さらに驚いたのは費用面だった。
ちょうど冬季限定のプロモーション期間中で、工事費が無償になるキャンペーンを実施しているとのことだった。予算の都合で最低限の仕様に抑えるつもりでいたが、その分、安全性を高めるオプションや、将来を見据えた仕様についても落ち着いて検討する余裕が生まれた。

無償保証期間があること、そしてアフターサービスも外注ではなく直営スタッフが対応してくれるという説明を受けたとき、心の中で「ここなら大丈夫だな」と感じた。
歳を重ねると、設備そのものよりも、その後の対応のほうが重要に思えてくる。何かあったときに、顔の見える相手に相談できるというのは、大きな安心材料だった。

設置工事は想像していたよりもスムーズに進んだ。
現場は静かで、無駄な動きがなく、作業後の清掃も丁寧だったのが印象に残っている。工場で数多くの工事を見てきた身として、こうした基本的な部分がしっかりしている会社は信頼できる。

実際にオーバースライダーシャッターを使い始めてから、倉庫の使い勝手は大きく変わった。
ボタン一つで静かに開閉し、途中で止めることもできる。隙間が少ないため、風の吹き込みや埃の侵入もほとんど気にならない。夏場も冬場も庫内の環境が安定し、保管している道具や車に対しても安心感がある。

何より、毎日のちょっとした動作が楽になったことが大きい。
「年を取ったから仕方ない」と諦めるのではなく、設備で補える部分はきちんと整える。現役時代に現場で学んだ考え方を、今の暮らしでも実感している。

オーバースライダーシャッターは、決して安い買い物ではない。
ただ、使い続けることを前提に考えれば、価格以上の価値は十分にあると感じている。もし、倉庫やガレージの扉で迷っている人がいるなら、完成後の使い方まで想像して検討してみてほしい。私自身は、この選択に後悔はない。

静かな田舎で、無理のない暮らしを続けるために。
このシャッターは、そんな日常を支える、頼もしい存在になっている。